新商品情報

2009年10月23日 (金)

New BBを熱く語るっ! 新たな仕様について 編

Rockyです。

前回は、ボディー構造についてお話させてもらいましたが、今日は、BB2024, BB2024Xのボディー構造以外の仕様についてお話したいと思います。

まずは、ピックアップ。言うまでもなく、こちらはエレキベースの心臓部です。ボディーの鳴りを極限まで高める設計をしているのですが、肝心のピックアップがイマイチだと元も子もありません。

 今回ヤマハの開発陣が採用したのが、『オープンフェイス構造といいまして、ピックアップの上面を弦になるべく近くなるような工夫をしています。(下図参照)

Photo_4

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絵を見ていただくと、ピックアップのボビン(金具)の部分が、カバーと兼用になり、その部分が剥き出しになっているのが分かると思います。これによって弦の振動を確実にとらえて、またダイナミクスレンジの広いサウンドメイキングを可能としています。もちろん、ボビンと、マグネットの素材選びにも時間をかけて、出力、反応性のバランス等、細かな部分にも気を使っています。

見た目もすっきりしてかっこいいでしょ?(ルックスも大事!)

Photo_10

お次はネックについて、ネックといえば、やはり演奏性に直結する部分で、弾き易さに大きく関わる大事なパーツですが、同時に音にも大きく関わっています。骨太Rockサウンドを追求していく過程で、ネックのシェイプも適度に骨太になっています。握ってすぐは、今回のBBのネックは「太い」と思われる方もいらっしゃると思いますが、握りとガッツのある音のバランス感が絶妙で、ちょっとやそっとでへこたれるネックではありません。 (ボルトオンなので、いざというときは、交換できますしね。)

ただ太いだけならこれで終わりなのですが、5ピースネックと言いまして、3ピースのネック材に2本ほど、比較的やわらかいマホガニー材を挟んでいます。下の写真はヘッドを写していますが、2本の茶色いラインがマホガニー材のラインです。このマホガニーが間に入ることで、サウンドのレンジを広げて、低音のふくよかな響きを出すことにこっそり貢献しています。最後に今回のBB2024用のネック材は、メイプル材をネック材として切り出すときに、木目の向きにも気を使っています。(細かい)結論だけを言いますと、ネックが安定して、反りにも強くなっています。

Photo_11 ←ヘッド部

いかがでしょうか?やっぱり長くなってしまいましたね。しかし、あと3回こんな感じで続きますので、最後までどうかお付き合い下さいleo

次回は、A.R.E.  I.R.A.って何?編です。

それでは今日はこのへんで。

2009年10月21日 (水)

New BBを熱く語るっ! 新型BBのボディー構造について 編

Rockyです。今日から下記のテーマを5回に分けて、本日情報解禁となりましたヤマハベース、BB2024&BB2024Xについて、お話したいと思います。 

  1. 1, 新型BBのボディー構造について
  2. 2, 新たな仕様について
  3. 3, あらためて、A.R.E. 、I.R.A.って何?
  4. 4, アーティスト Evaluationを通して
  5. 5, BBアーティスト紹介

早速、今回のBBの写真はこちらっthunder 1stインプレッションはいかがでしょうか? 

Bb2024x_vintage_w Photo_3 ピックガード付も満を持しての登場です!

ではでは、本日のテーマ、「新型BBのボディー構造について」ですが、今回のBB、なんとボルトオンの構造を採用しています。ヤマハベースに詳しい方は、BBと言えば、スルーネックでしょ?と思われる方も多いと思います。が、しかし究極のパッシブRockベースを作る!という命題の下、熟慮に熟慮を重ねた結果、立ち上がりが早く、歯切れの良いボルトオン方式を採用し、骨太質実剛健な音に仕上げました。

そして、「String through body」と言いまして、読んで字の如く、弦を裏通し可能な仕様にもなってます。裏通し構造自体は、特に珍しいものではないのですが、この斜め45度の角度をつけることによって、普段弦が直角に曲がるところを、なるべく滑らかに、素直に弦通しができるようになっています。ベース弦てやはり太いので、サドル上でもロスがない方が弦自体の振動をボディーに伝えやすく、これも音の良さに一役買ってます!

こちらがその部分の写真ですが、見た目もなかなかかっこいいでしょ?

Photo_4

Photo_12

そして、もう一つこちらは、新型BBを語る上で絶対に外せない仕様の一つ、スプラインジョイントです。

Photo_11

上の絵を見ても?な方もいらっしゃるかもしれませんが、通常エレキベースは、廉価版や、一部の超高価格商品を除いて、2枚の材を接合してボディーを形作ることが多いのですが、今回のBBは3ピースの材をある特殊な接合方法で接着しています。

説明しますと、センターの材と両サイドの材の間 に溝(スリット)を設けて、その溝に板状のスプラインを挟みます。これはまさに大工さんが接着強度を増すために使っている工法のようなもので、ベースにこの手法を採り入れたのはヤマハが最初ではないでしょうか?もちろん、こうすることによって接着面積が増えて、確実に振動がボディー全体に伝わります。十分なボディー振動は、「よく鳴るベース」の生命線ですので、スプラインジョイントも、先ほどの、弦の裏通し構造と合わせて、ヤマハのこだわりのポイントです。ただ、このスプラインジョイントは、ボディー内部の話ですので、完成品からは当然見えませんよね!今日は特別に、一枚の写真を用意しました。これはボディー材を接着する前の状況です。右の板の溝に入った材が、スプラインであります!

Photo_9

  • ・ボルトオンの理由
  • ・ストリングスルーボディー構造
  • ・スプラインジョイント

と本日はおもにボディー構造に関してお話させてもらいましたが、やっぱり長くなりましたねpig (ごめんなさい。)というわけで今日はこのへんで。

言い忘れましたが、今回のBB、楽器フェアヤマハブースで展示される予定です。ART blog初の勝手に連載企画(New BBを熱く語るっ!)も、楽器フェアの当日までには終了の予定ですので、ベーシストのみなさんには、まずは、手にとって仕上げの良さ、音&手にとったときの感触を体感してください!