イベント/クリニックレポート

2009年10月27日 (火)

田中彬博 ギターセミナー in つくば

TasTakです。

10月24日(土) ミュージックスクエアつくば で、田中彬博さんによるミニライブ&ギターセミナーが開催されました。

田中彬博さんは、先日こちらのブログでも紹介しましたが、先月米カンザス州で開催された

「インターナショナル フィンガースタイル ギター チャンピオンシップ」で、堂々の2位を獲得したギタリストです。まだ23歳です。

本日のギターは、そのコンテストでも使用したLJX36Cです。

先ずは店頭での演奏。店の奥の方での演奏でしたが、世界第2位のギターの音が聞こえると、たちまち店内は大盛況!

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引き続き、ギターセミナーを開催。

ライブ演奏や、Lシリーズギターのモデルによる音の弾き比べも実施。

今回は、更にギタレレでも1曲演奏して頂きました。

お客さまからの質問に答えるQ&Aコーナーも実施。「全部の弦を弾いて演奏しているのに、なぜメインの旋律が聴こえてくる様に演奏出来るのですか?」の質問に、

「メインの旋律を、弾いている中の最も高いキーの音に設定する事が多いです。あとは気持ちです!」と回答。お客さまもご納得。でも、実際演奏するのが難しいのです!!

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終了後も色々な質問がありましたが、田中さんは全ての質問に丁寧にお答えしていました。

ありがとうございました!

2009年10月19日 (月)

ZILDJIAN NIGHT 2009@赤坂ブリッツ (Guitar & Bass)

Rockyです。昨日はLoud Park'09で、文字通りLoudな音に少々耳をやられてしまったのですが、(軟弱か?)今日は、赤坂ブリッツで盛大に開かれた、ZILDJIAN NIGHT2009にお邪魔しました。

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ZILDJIANは、ヤマハミュージックトレーディングが輸入販売を行っている、約400年の歴史を持つシンバル・ドラムスティックの老舗ですが、今日はそのヤマハミュージックトレーディング(YMT)による、ZILDJIANアーティストとのコラボイベントで、赤坂ブリッツはちょっとしたお祭りでした。

1バンド目は、宮崎出身のバンドで、この秋メジャーデビューを果たす、GENERAL HEAD MOUNTAIN。ギターのオカダコウキさん、SG2000を使用です。ステージ上ではパンキッシュで、タイトな演奏を聞かせてくれます!!SGでステージを駆け回る姿に躍動感が溢れています!

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二組目は、BIGMAMAの安井英人さん、TRB5P2を使用しています。
BIGMAMA、赤坂ブリッツは初めてだったようですが、ワンマンライブのようにオーディエンスを熱狂の渦に巻き込んでました。安井さんのベースラインもグルーヴしてましたね。存在感がありました。

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上記二組のバンドは、近々リリースの予定があります。11月4日、楽しみですね!

General Head Mountain メジャーデビューシングル 「羽」 11月4日発売
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BIGMAMA 3rd アルバム 「and yet, it moves ~正しい地球の廻し方~」 11月4日発売
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YMTの方々、そして出演のバンドのみなさん、おつかれさまでした。安井さん、オカダさん、またARTに遊びにきて下さい♪

2009年10月18日 (日)

いざ幕張 Loud Park'09

Rocky、本日は幕張です。今日は年に一回の、メタルフェス『Loud Park '09』にやって来ました。
会場に到着したのは13時半頃、途中、会場を微妙に間違えて、隣会場のMacross Crossover Liveという銀河系?のイベントに入るという失態をおかしましたが(汗)、気を取り直して、Loud Park'09、1年ぶりのこの熱気、血が騒ぎますね。

今回出演のヤマハアーティストは、MEGADETHJames Lomenzoと、Lynch MobのMarco Mendoza、ふたりとも、説明不要、シーンでも長いキャリアを持つ存在感抜群のベーシストです!本日は、アクシデントで、backステージに入れなかったので...いつもの機材写真など取れてないんですが、両ベーシストのかっこいい写真が、Loud Park'09のホームページ、Live Reportの欄に早速登場しています。

こちらは、Yamahaオフィシャルフォトより!

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くはぁ〜っ! 二人ともかっこいいですね。今日のライブも相当アグレッシブでした。 会場の音が少々、いやかなり大きくて、ちょっと今耳が痛いのですが(笑)

ヤマハ X メタル もどしどし盛り上げて行きますよ〜♪ あと、本日二人が使ったBBに関しては、楽器フェアで発表があります。乞うご期待を!

2009年10月18日 (日)

西山隆行さん、初日を飾る!!!

Rockyです。行ってきました 『Tommy Emmanuel Japan tour '09』!!! 会場は浜松町にあるメルパルクホールで、昨日は、オープニングアクトを務める西山隆行さんにとって、初めて『LSX66カスタム』を使う記念すべき日でした。そんなこともあってリハーサルから参戦です。

楽屋で見せてもらったギターLSX66Cカスタムですが、サウンドホールカバーがつけられていましたが、それがこんな感じで、上下がカットされていました。 ↓

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こうすることによって、ライブ環境下で、鳴りすぎる中低音を押さえ、あえてハコ鳴りをおさえることで音像をスッキリさせる効果があるようです。常に研究熱心な西山さんならではですね。昨日は御大Tommy Emmanuelのオープニングアクトということもあって、十分なサウンドチェックの時間は無かったようですが、まだ完全に弾き慣れていないLを使って、精一杯の演奏をしてくれました。

本番中の写真が無いので、今日はオープニングアクト終了10分後のすがすがしい表情の西山さんの写真を!!西山さん、北海道公演も頑張ってください!!!

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しっかし、Tommy Emmanuel、とてつもない演奏でした。アコースティックギター一本で、あれだけの表現力、完全に脱帽でしたね。

2009年9月29日 (火)

『 YANCY S90 XSセミナー in 池部楽器 鍵盤堂 』

Keyboard係です。

9/26日(土)は、池部楽器 鍵盤堂さんにて、「YANCY S90 XSセミナー」が行われました。

Yancy←カメラ目線いただきました(笑)

「YANCY Talk&Live Special Event」として、新商品「S90 XS」の紹介はもちろん、YANCY氏のトーク、音楽へのこだわり等、為になるお話も沢山聞かせていただきました。

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S90 XS紹介の際には、音色ごとにフレーズを演奏し、音色の特徴や進化した機能の紹介。また、プレイヤー目線からの感想などお話しいただき、プロの現場でのこだわり、様々な現場でも対応できる楽器である事をお話しいただく。様々なアーティストのサポートを行っているYANCY氏のお話にはとても説得力があった。

セミナー後半は、YANCY氏によるライブパフォーマンス。ニューオリンズピアノ、ブギウギピアノ、バラードとアップテンポからしっとりした楽曲まで、YANCYワールドを披露して頂きました。

Yancy1_2 ←スクリーンもあるので、手元の演奏もバッチリ見えます。

Yancy_3 ←YANCYさんは歌も歌います。

ライブも盛況に終わり、来場されていたお客様もYANCYさんのトーク、S90 XSの音色、何よりYANCYさんの素晴らしい演奏に満足されていました。

ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。

2009年9月16日 (水)

Joe Bonamassa クリニック

Rockyです。愛用のカメラが突如壊れてしまい、少々落ち込んでいたのですが、昨晩の『Joe Bonamassaのクリニック』が、そんな憂鬱な気持ちを一片に吹き飛ばしてくれました!

約1時間のセミナーのなかで、フルコーラスで演奏してくれたのは2曲のみでしたが、合間合間でつま弾くフレーズの一音一音が、もうほんとうに活き活きとしていて、気持ちいいんですよね。セミナーのなかでも、「ギターという楽器は、弾く人によって、同じフレーズ、同じコードの聞こえ方が違う」とJoeも語っていましたが、まさに、先週までおなじみNXでクリニックをしてくれていましたLee氏のソフトなタッチとは対照的な、アグレッシブなトーンでした。まさに、『動』のJoe Bonamassaと言ったところでしょうか!

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自身のルーツ、Danny Gatton、B.B.Kingとの出会いなど、こういうクリニックでしか聴けない話もたくさんありましたが、昨晩私が印象的だった、Joeの言葉はと言いますと、
「昔は弾きたいフレーズが弾けなかったときは、それをギターのせいにしてた頃もあったど、やっぱり何より練習が大事だってことにいつからか気付いたんだ!」 です。ストイック!!弘法筆を選ばず(アメリカ版)ですね!

と、今日はこのあたりにしておいて、今晩のJoe Bonamassa@代官山UNIT に関してもこのBlogで報告しますっ!すでに大阪では、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込んだと聞いてます!! 楽しみです。

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YAMAHA スタッフとJoe。彼らは11月8日のパシフィコ横浜で開かれる『東京バンドサミット』の準備に向けても大忙しのなか、今回のJoe Bonamassaクリニックを仕込んでくれました。こちら東京バンドサミットは、アジアNo.1のアマチュアバンドを決める大きな大会ですのでチェック宜しくお願いします!そして、我らが、Billy Sheehanもスペシャル審査員として来日予定です。

2009年9月 7日 (月)

仙波清彦ドラムセミナーレポート

TasTakです。

仙波清彦さんによるドラムセミナーが開催されました。<9月5日(土)ヤマハミュージック東海 名古屋店、 9月6日(日)京都JEUGIA三条本店>

仙波さんの愛称は「師匠」なので、以降 師匠 と表記させていただきますhappy01

先ずは、ごあいさつがわりとばかりにドラムソロ。速い!なのにこの粒立ちの良さ!音きれい!凄い!

「自分はパーカッショニストで、ドラマーじゃないんだけど〜」とおっしゃられる師匠でしたが、チューニングからストローク、フットワークまでドラムテクニック全般にわたるセミナーを軽妙なトークに併せて展開。会場の皆様からの質問にも丁寧に答えて頂きました。

締めくくりは、名古屋会場ではお弟子さんとのツインドラムで「オレカマ」を演奏!!京都会場では急遽会場に配られた多くのパーカッションで、師匠とお客様とのサンバセッションが実現!大満足のフルコースな内容でした!

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今回使用された2セットのドラムですが、1台はオークカスタム。迫力のある重低音が特長です。師匠は通常オークを使用。邦楽がルーツの師匠にとってはオーク(ナラ材)が使用される和太鼓に通ずるものがあったのだそうです。
もう1台は今年の春発売されたばかりのアブソルートシリーズ。「う〜ん、これもいいね〜!」と師匠。

スネアドラムはコンセプトシリーズを使用。…そうそう、セミナーの中で、「スネアは中心を叩くと音が締まり、少しリムに近い部分を叩くとオープンになる」という事も伝授。実演と使い分けも見事!お客様から自然と拍手!

今回は2日間だけでしたが、是非ともまたセミナーをやって頂きたいです。

最後にひとつ。師匠独自の超高速シングルストロークは必見ですぞ!それも含めてまだ仙波師匠のプレイを見たことの無い方は是非ともライブやセミナーに足を運んでみて下さい。

仙波清彦さんのホームページ → http://www.3-dcorp.com/SEMBA/

2009年8月31日 (月)

NXクリニックツアー終了! 

21日の南青山Bluenote東京での記者発表に始まり、大阪、京都、名古屋、東京と続けてきましたLee Ritenour、NXセミナーが無事終了しました。昨日の銀座山野楽器では、な、なんとギタリスト渡辺香津美さんがスペシャルゲストとして駆けつけてくれました。Leeさんも、「KAZUMIと共演するのは30年振りだね。来てくれることになってとても嬉しいよ!」と話していましたが、今回のセミナーの最終日になんともスペシャルな共演が実現しました。

その模様はこちら ↓

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たとえ30年ぶりの演奏であったとしても、このお二人のセッションならそれは最高に素晴らしいだろう!と思ってましたが、ギターバトルのようなソロまわしや、ときにお互いの演奏を活かすバッキングなど、なんと言いますか、ギターで会話をしている!といった表現がふさわしい、贅沢な15分間でした。

それにしても、今回のLeeさんのクリニックツアー、ご来場頂けたお客様にも大変満足して頂けたのでは無いでしょうか?クリニックを通して、Leeさんが特に重点的に話していたのは、

1、指板上のノート(ポジション)を知ることが、ギター演奏の可能性を飛躍的に高める!
2、エクセサイズの重要性。単純で、一見つまらない運指の練習やメトロノームを使った練習などが、演奏力の基礎tとなる。特にライブ前のエクセサイズは大事。
3、一つのスタイルに執着せず、つねにいろんな音楽にオープンで!
番外、偉大なギタリストは、ナイロン弦をちゃんと弾くことができる人が多い。そして今からナイロン弦を買うなら、ぜひNXシリーズを!!(笑)

と、番外の部分は、多少私の想いも入ってしまいましたが、Leeさんの音を聞けば、NXのやわらかで奥行きのある音を知っていただけたと思います。是非まだ試奏されていない方も、一度手に取って頂ければ幸いです。

さて、Leeさんですが、9月5日に東京JAZZに出演します。我らが神保彰 さんのプロジェクトへの特別出演です。クリニックの帰りの車のなかで、Leeさんも、この1週間ずっと、ナイロン弦ギターを弾いてきたから、昨日久々に、335を弾いたらおもちゃみたいに軽かったよ。ちょっとリハビリがいるね(笑)と。5日も、楽しみですね!

ではまたこちらで、楽しいNewsを発信できるようがんばりますので、こちらのBlogも宜しくお願いしますっ!

Rocky

2009年8月28日 (金)

Welcome to Hamamatsu!! Lee Ritenour 工場訪問

8月も終わりに近づいていますが、まだまだ外は日差しが強いですね。そんななか、昨日はLee RItenourさんと、浜松にある、ヤマハミュージッククラフトに行ってきました。ヤマハミュージッククラフトは、ヤマハ製の高級ギター、ベース、ならびに、サイレントベースや、サイレントバイオリンなどなどを製造している工場です。Leeさんからも、今回のクリニックツアーのなかで、一日工場を見学できる時間を作って欲しいという要望があり、実現しました。これまで散々こちらで紹介しております『NXシリーズ』もヤマハミュージッククラフト作られていることもあって、Leeさんも、「どんな流れで楽器が作られているのか見てみたい。」ととても楽しみにしていました。

クラフトマンの皆さんの細かな作業に、何枚も写真を撮っている姿が印象的でした。 帰りの車のなかでも改めて、「いやぁ〜、約50年ギタリストをしてきたけれど、今日ほどギターの製造工程を見たことが無かった。今日はとてもいい経験になった。また、ヤマハのギター作りを見ることができてとても良かった。NXが良い音が鳴る理由が分かったよ。是非この姿勢を大事にしてください。」と、ありがたい言葉をくれました。

さて、今日から東京にてクリニックが再開されます。30日の銀座では、Very スペシャルなゲストの方にも登場して頂く予定です。乞うご期待ください。

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2009年8月26日 (水)

Lee Ritenour NXクリニック 名古屋

おはようございます。昨日の、Lee Ritenour氏によるNXクリニック@ヤマハミュージック名古屋も大盛況のうちに終えましたが、今日はそのなかでもLeeさんから話があった、彼のNew Project、『String Theory』について、お話します。まず、String Theoryというのは、2010年にLeeがリリースを予定しているアルバムタイトルの名前なのですが、その中身が凄いんです!世界中の敏腕ギタリスト達と共に、一枚のアルバムを制作するのですが、各アーティストの音楽ジャンルも、ロック、ブルース、カントリー、ジャズ、フュージョン、アコースティック、クラシック、フラメンコと、様々なジャンルから有名ギタリストが集結します。既に、クリニックの中でも、「ギターの上達のためには、様々な音楽、様々なギタリストの音をたくさん聞いて下さい」というメッセージがありますが、まさにそんな氏ならではの、壮大なプロジェクトだと思いました。実は、我々YAMAHAも、このアルバムの発売に併せて行われる、World ギターコンテストに協賛することになりました。その名も、『6strings Theory』!!Ⅰ, 応募資格は、16歳以上の世界中のアマチュアギタリストで、もちろん我々日本人にも大いにチャンスがあります。詳細は、9月中にオープンされるWeb site、SixStringTheory.com.
にて、発表されます。アーティストLee Ritenour氏による、全てのギタリストの為のとても夢のあるプロジェクトです。是非チェックしてくださいね!

さて、昨日のクリニックですが、全部で約90分、皆さんのギター演奏の可能性を拡げるアドバイスたっぷりの内容です。昨日で、3会場を終え、残りは、東京会場3連戦(笑)を残すのみですが、東京会場にご来場予定の皆さん!クリニック前にちょっとだけギターを弾いて、会場に来て頂くことをオススメします。

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昨日も3名の方にステージに上がって頂きました。ありがとうございました。。