イベント/クリニックレポート

2009年8月31日 (月)

NXクリニックツアー終了! 

21日の南青山Bluenote東京での記者発表に始まり、大阪、京都、名古屋、東京と続けてきましたLee Ritenour、NXセミナーが無事終了しました。昨日の銀座山野楽器では、な、なんとギタリスト渡辺香津美さんがスペシャルゲストとして駆けつけてくれました。Leeさんも、「KAZUMIと共演するのは30年振りだね。来てくれることになってとても嬉しいよ!」と話していましたが、今回のセミナーの最終日になんともスペシャルな共演が実現しました。

その模様はこちら ↓

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たとえ30年ぶりの演奏であったとしても、このお二人のセッションならそれは最高に素晴らしいだろう!と思ってましたが、ギターバトルのようなソロまわしや、ときにお互いの演奏を活かすバッキングなど、なんと言いますか、ギターで会話をしている!といった表現がふさわしい、贅沢な15分間でした。

それにしても、今回のLeeさんのクリニックツアー、ご来場頂けたお客様にも大変満足して頂けたのでは無いでしょうか?クリニックを通して、Leeさんが特に重点的に話していたのは、

1、指板上のノート(ポジション)を知ることが、ギター演奏の可能性を飛躍的に高める!
2、エクセサイズの重要性。単純で、一見つまらない運指の練習やメトロノームを使った練習などが、演奏力の基礎tとなる。特にライブ前のエクセサイズは大事。
3、一つのスタイルに執着せず、つねにいろんな音楽にオープンで!
番外、偉大なギタリストは、ナイロン弦をちゃんと弾くことができる人が多い。そして今からナイロン弦を買うなら、ぜひNXシリーズを!!(笑)

と、番外の部分は、多少私の想いも入ってしまいましたが、Leeさんの音を聞けば、NXのやわらかで奥行きのある音を知っていただけたと思います。是非まだ試奏されていない方も、一度手に取って頂ければ幸いです。

さて、Leeさんですが、9月5日に東京JAZZに出演します。我らが神保彰 さんのプロジェクトへの特別出演です。クリニックの帰りの車のなかで、Leeさんも、この1週間ずっと、ナイロン弦ギターを弾いてきたから、昨日久々に、335を弾いたらおもちゃみたいに軽かったよ。ちょっとリハビリがいるね(笑)と。5日も、楽しみですね!

ではまたこちらで、楽しいNewsを発信できるようがんばりますので、こちらのBlogも宜しくお願いしますっ!

Rocky

2009年8月28日 (金)

Welcome to Hamamatsu!! Lee Ritenour 工場訪問

8月も終わりに近づいていますが、まだまだ外は日差しが強いですね。そんななか、昨日はLee RItenourさんと、浜松にある、ヤマハミュージッククラフトに行ってきました。ヤマハミュージッククラフトは、ヤマハ製の高級ギター、ベース、ならびに、サイレントベースや、サイレントバイオリンなどなどを製造している工場です。Leeさんからも、今回のクリニックツアーのなかで、一日工場を見学できる時間を作って欲しいという要望があり、実現しました。これまで散々こちらで紹介しております『NXシリーズ』もヤマハミュージッククラフト作られていることもあって、Leeさんも、「どんな流れで楽器が作られているのか見てみたい。」ととても楽しみにしていました。

クラフトマンの皆さんの細かな作業に、何枚も写真を撮っている姿が印象的でした。 帰りの車のなかでも改めて、「いやぁ〜、約50年ギタリストをしてきたけれど、今日ほどギターの製造工程を見たことが無かった。今日はとてもいい経験になった。また、ヤマハのギター作りを見ることができてとても良かった。NXが良い音が鳴る理由が分かったよ。是非この姿勢を大事にしてください。」と、ありがたい言葉をくれました。

さて、今日から東京にてクリニックが再開されます。30日の銀座では、Very スペシャルなゲストの方にも登場して頂く予定です。乞うご期待ください。

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2009年8月26日 (水)

Lee Ritenour NXクリニック 名古屋

おはようございます。昨日の、Lee Ritenour氏によるNXクリニック@ヤマハミュージック名古屋も大盛況のうちに終えましたが、今日はそのなかでもLeeさんから話があった、彼のNew Project、『String Theory』について、お話します。まず、String Theoryというのは、2010年にLeeがリリースを予定しているアルバムタイトルの名前なのですが、その中身が凄いんです!世界中の敏腕ギタリスト達と共に、一枚のアルバムを制作するのですが、各アーティストの音楽ジャンルも、ロック、ブルース、カントリー、ジャズ、フュージョン、アコースティック、クラシック、フラメンコと、様々なジャンルから有名ギタリストが集結します。既に、クリニックの中でも、「ギターの上達のためには、様々な音楽、様々なギタリストの音をたくさん聞いて下さい」というメッセージがありますが、まさにそんな氏ならではの、壮大なプロジェクトだと思いました。実は、我々YAMAHAも、このアルバムの発売に併せて行われる、World ギターコンテストに協賛することになりました。その名も、『6strings Theory』!!Ⅰ, 応募資格は、16歳以上の世界中のアマチュアギタリストで、もちろん我々日本人にも大いにチャンスがあります。詳細は、9月中にオープンされるWeb site、SixStringTheory.com.
にて、発表されます。アーティストLee Ritenour氏による、全てのギタリストの為のとても夢のあるプロジェクトです。是非チェックしてくださいね!

さて、昨日のクリニックですが、全部で約90分、皆さんのギター演奏の可能性を拡げるアドバイスたっぷりの内容です。昨日で、3会場を終え、残りは、東京会場3連戦(笑)を残すのみですが、東京会場にご来場予定の皆さん!クリニック前にちょっとだけギターを弾いて、会場に来て頂くことをオススメします。

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昨日も3名の方にステージに上がって頂きました。ありがとうございました。。

2009年8月24日 (月)

Lee Ritenour NXクリニック 関西編

22日、23日と、大阪三木楽器、京都JEUGIAでのLee Ritenour氏のクリニックを終了してきました。まだまだクリニックは続きますので、こちらのblogで全ての内容は書きませんが、やはりギタリスト必携のクリニックでしたね!ギター上達のための、Tips(秘訣)や、ギター指板上の音をどれだけ把握しているか?のテストなど、時に来場されたお客様をステージに呼んでレクチャーのコーナーもありました。また、「偉大なギタリストの多くは、ナイロン弦ギターからスタートしている人が自分のまわりにも多い」、「実は、10代の時にある先生にクラシックギターを習ったのだけれど、その時に一緒に横で練習してたのが、かのLarry Carlton、だったんだよ」と、想像するだけで驚きの話など、私も初めて聞く話も多く、とても興味深い内容です。

 また、昨日の京都では、Leeさんが30年以上愛用している、ヤマハのGC−30Aを制作された元ヤマハの加藤さんが駆けつけてくれました。Leeさんも、「自分とヤマハとの接点になったGC-30の製作者に会うことができ、とても嬉しい。」「30年経って、すこしくたびれてきたけれども、あのギター以上に自分のトーンを出してくれるクラシックギターは無かった。」と、加藤さんとの話ももりあがりました。加藤さん大阪からわざわざお越し頂き、本当にありがとうございました。

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明日は名古屋! ヤマハミュージック名古屋ですね。さて、明日はどんな話が飛び出すやら。。。

2009年8月22日 (土)

今日は新商品発表会でした!

昨日もお伝えしましたが、Lee Ritenour氏を交えて、本日は南青山のbluenote東京さんで、8月21日発売のNXシリーズの新商品発表会が行われました。入念なリハーサルを経て、演奏された楽曲は、

1, Malibu
2, Water's edge
3, Etude

の3曲でしたが、それにしても、今日が初顔合わせのパーカッショニストで、本日のスペシャルゲストカルロス菅野さんとの共演は、まったくもって、初めてとは思えない息ぴったりの演奏でした!
 また、今日はLeeさんが、ヤマハギターとの出会いなんかも語ってくれましたが、レコーディングでは、今でも1974年製のGC-30を使っているそうです。1974年?私はまだこの世に誕生しておりませんでしたが...そんな歴史ある名器を使ってくれているLeeさんが、この度の新商品NXをライブで愛用してくれていることをとても嬉しく思います。

さて、明日からは、大阪でクリニック初日です。どんなお話をしてくれるのやら?? 実は私もとても楽しみにしていたりします!


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