Mike Stern PAC1511MSのおはなし。
Rockyです。
先ほど、0013のblogにもありましたが、私Rocky、浜松Jazzに訪問してきました。
約一年ぶりにMike Sternとも再会!! どんな会場でも、笑みを絶やさず、場を和ませるMikeは健在でしたが、やはり、ステージ上ではこの日も最高に輝いていました。
で、今日はそんなMikeのギターのお話をさせてください。
こちら、PAC1511MS(MSは、言わずもがな、マイク・スターンの頭文字ですね。)
Mikeは、この写真の一台を、いついかなる場所でも弾いています。
良く見ると、メイプル指板が、長年弾き込まれた結果、黒くなっていたりもするのですが、何度もメンテナンスをしながら、もう10年以上、このPAC1511MS一本!!
そして、昨日は、このSignatureギターの開発にも大きく関わっておられた、私の大先輩である後藤さんも、会場に駆けつけてくれました。
後藤さん&Mike, 久々の再会。Mike本人からも、Signature Guitarの開発ストーリーを聞いたことがありますが、一本のギターに込められたMikeのギタリスト、ミュージシャンとしての要望が、このギターに高度に凝縮されています。ミリ単位の調整や、材の細かな選定、開発当時は試行錯誤の連続だったと聞いています。
「このギターの音は、とてもウォームなんだ! 自分が昔使っていたギターと比べても、とてもウォームな音がして、そして弾いたノートが、とても音楽的に聞こえるんだよ。」 とMikeはいつも嬉しそうに、ギターの話をしてくれます。
でも、彼のプレイを直に聞かれた人なら納得して頂けるはず!クリーントーンのときも、ディストーションをかけたときも、芯が必ず残っていて、それでいて甘く、美しく耳に聞こえてくるはずです。(もちろん、他の音作りもありますが。)
明日から始まるBluenote公演に行かれる方、改めてMike Sternのギターサウンドにも注目して頂ければと思います。
そんな、Mikeから、今回「バックアップを作ってくれないか?」との要望がありました。世界中を回っていると、飛行機での移動時など、とてもギターが危ないと思うことが増えてきており、さすがにもう一本手元に置いておきたいとのこと。
今週は、東京Bluenoteで公演がありますので、またその際に、開発者を交えてじっくり会話です!
浜松JAZZフェスティバルですが、言うまでもなく、良いイベントでした!来年は、いよいよ20周年ですね!!
おまけ画像 ↓
楽屋でこっそり撮ったMike愛用のGジャンです。このGジャンと、冬場の革ジャンは、もう何年も同じのを着ているような。。。とにかく気に入ったら、ずっと大事に使う人なのですね。でも、このパンパンの胸ポケには、何が入っているんだろうか。。。。?
PAC1511MSの仕様は、(→こちら)