『 カフカの「変身」 』
EDGE editです。
3/13日(土)は、舞台「カフカの『変身』」@ル テアトル銀座に訪問してきました。
今回はいつもレポートしているライブではなく、舞台での機材使用例のご紹介です。
この舞台でミュージシャンとして参加しシンセサイザーを演奏しているのは、滝本成吾さん。
この舞台では、ミュージシャンは2人しかおらず、キーボードとパーカッションだけです。
滝本さん、MOTIF6とMOTIF ES6を使用しています。使用音色は、ピアノ、ストリングス、マリンバ、SynLead、SynPadなどなど、沢山の音色を使用しています。2台とも「マスターモード」で使用しており、ボイスモード、パフォーマンスモードの音色を演奏しやすいように、マスターモードに並べて演奏しています。鍵盤上には”メモ”が貼ってありますが、使用する音色、その時に演奏する効果など、間違いが無いようにチェックされています。
舞台本番では、役者さんの演技にあわせて演奏をするので、間合いや演奏の長さ、効果の付け方など息を合わせないといけないのです。それでキーボードの前にモニターディスプレイが3台も並んでいるんですね(本番では舞台袖が仕切られており、役者さんを生では見れないのです。)
本番も観させて頂いたのですが、事前にお話し伺った事を意識しながら観ていると、演奏も忙しいし、タイミングを計るのも難しそうでした。でもさすがですね、役者さんとの息もピッタリあっておりバッチリでした
今回、普段は中々お伝えできない、舞台での楽器使用例をご紹介しました。また次回、違う現場でのレポートなどもアップしたいと思います。